花粉症の症状に毎年悩まされる方は少なくありません。
止まらないくしゃみや鼻水、我慢できない目の痒みや咳等の症状は、私生活に大きな影響を与えかねません。
そのため、花粉症を持っている方は薬を服用して、それらのアレルギー症状を抑える必要があります。

花粉症薬アレロックは、オロパタジンを有効成分とする眠気の起こりにくい抗アレルギー薬です。
このように眠気の起こりにくい抗アレルギー薬のことを「非鎮静性の第2世代抗ヒスタミン薬」と呼んでいます。
アレロックには錠剤と顆粒があります。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりを改善する効果があり、これまで第2世代抗ヒスタミン薬では効果が薄いとされていた鼻づまりにも強く作用します。

その理由は、敏感な鼻粘膜を荒らして鼻づまりを引き起こすロイコトリエンやトロンボキサンをブロックする作用があるからです。
昼間は止まらない鼻水やくしゃみに悩まされ、夜寝るときになって鼻づまりによって呼吸を阻害されゆっくり眠ることができない、といった花粉症の方にはとても効果的な薬となっています。
アレロックは、2歳以上の子供から大人まで幅広い年代の方が服用することができ、子供大人に関わらず朝食後と就寝前の1日2回の服用が必要です。
一回の服用量は2歳以上7歳未満の子供であればアレロック顆粒0.5g1包、7歳以上の子供はアレロック顆粒1gを2包、7歳以上の子供と大人はアレロック5mgを1錠となっています。

アレロックは、眠気の起こりにくい薬ではありますが副作用はありますので、特に集中力が必要な車の運転の際は体調の変化に注意する必要があります。
主な副作用は、倦怠感・口の渇き・嘔気・発疹や浮腫み、痒みや呼吸困難などの過敏症などが報告されています。
このような症状が現れた場合は、迅速に担当の医師や薬剤師に相談をしましょう。
まれに全身がだるく食欲がでない、皮膚や白目が黄色くなるといった肝機能の障害が現れることもありますので、そういった場合は使用を中止しすぐに医療機関に向かう必要があります。

アレロックは眠気が起きやすいので服用時間に注意

アレロックは第2世代抗ヒスタミン薬の中でも効果が強い方の薬です。
そのため、花粉症の症状がひどい人にはおすすめの薬と言えます。
アレロックに使われている有効成分はオロパタジンで、第1世代抗ヒスタミン薬と比べると眠気が起こりにくいという特徴があります。
しかし、第2世代抗ヒスタミン薬の中で比較してみると眠気が起きやすい方に分類されるため、服用する時は時間に注意した方が良いでしょう。

アレロックを飲んでから眠気を催してしまった場合、車の運転や危険な機械を使う作業をすると思わぬ事故につながる恐れがあります。
そこでアレロックは車を運転する前などには飲まない方が安全と考えられますが、この薬は朝食後と就寝前の1日2回服用する薬ですので通勤に車を使っている人などは充分注意して運転をするしかないでしょう。

アレロックを飲んで副作用として眠気が起こることがあるのは、この薬を飲むとくしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす原因となるヒスタミンが目や鼻にあるヒスタミン受容体に結合しないようにブロックされる反面、脳にあるヒスタミン受容体にも働きかけてしまうことがあるからです。
ヒスタミンは脳の中では集中力を高める働きをしているため、薬の成分が脳に入ってしまった場合、眠気が起きてしまいます。

アレロックは脂溶性が低い薬であり、第1世代抗ヒスタミン薬と比べると脳に入りにくくなっています。
それでも、人によっては眠気が起こってしまうことがあるので、可能なら服用した後には車の運転を避けるなどの工夫をして安全に使用するようにしましょう。
また、アレロックを飲むとどうしても眠気を感じてしまうという場合は医師や薬剤師に対処法を相談してみると解決策が見つかるかもしれません。